忘れられない絵本..
今日は朝から雨です。
もう6月も終わりというのに、北海道はさっぱり夏らしい日がありません。
雨の日はなんとなく心が憂鬱で暗くなりますね。
それに加えて一昨日の悲しいニュースが拍車をかけているようです。
今は何をどう言っていいのかわかりませんが、
彼女のニュースに触れて、一冊の絵本のことを思い出しました。
それはスーザン・バーレイの「わすれられないおくりもの」という絵本です。
だいぶ前になりますが、近隣の小学校で読み聞かせのボランティアを
していた時・・・
子どもたちに読んだことがありました。
その時の子どもたちは、じっと静かに最後まで聞いてくれた記憶が
あります。
説明もコメントも何もいらない、静かな時間が流れました。
すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、
内容を簡単にまとめてみます。
かしこくて誰からも慕われていたアナグマは、
たいへん年をとっていて、死ぬのがそう遠くないことを知っていました。
しかし死ぬのを恐れてはいません。それは、体がなくなっても心は
残ることを知っていたからです。
ただあとに残る友だちのことだけはとても気がかりでした。
ある日、アナグマはモグラとカエルのかけっこを見に丘に行きましたが、
もうみんなと一緒に走るのは無理と思いました。
それでも友だちの楽しそうな様子に、自分も幸せな気持ちになります。
そしてある夜・・・・・
「 長いトンネルの 向こうに行くよ さようなら アナグマより 」
という手紙を残し旅立ちます。
森のみんなは、
アナグマをとても愛していたので、悲しまないものはいませんでした。
その夜雪が降り、冬が始まりました。
みんなどうしていいか途方にくれてしまいます。
春になって外に出られるようになると・・・
お互いにアナグマの思い出を語り合いました。
そして、モグラもカエルもキツネもウサギも、みんなアナグマが教えてくれたことや
してくれたことを思い出すようになりました。
アナグマは別れた後でも沢山の宝物を残してくれたのです。
そして雪が消えた頃には、
アナグマの残してくれたものの豊かさで、深い悲しみも消えていきました。
少し長くなりました。。
ご興味ある方は是非読んで見て下さい。
わたしが大切にしている絵本の一冊です。。。
どうか家族の皆様がいつか悲しみを乗り越え、
彼女の分まで生きて行って欲しいとお祈りしています。
長い文になりました。
最後まで読んで下さり有り難うございました。
ランキングに参加しています。
にほんブログ村
もう6月も終わりというのに、北海道はさっぱり夏らしい日がありません。
雨の日はなんとなく心が憂鬱で暗くなりますね。
それに加えて一昨日の悲しいニュースが拍車をかけているようです。
今は何をどう言っていいのかわかりませんが、
彼女のニュースに触れて、一冊の絵本のことを思い出しました。
それはスーザン・バーレイの「わすれられないおくりもの」という絵本です。
だいぶ前になりますが、近隣の小学校で読み聞かせのボランティアを
していた時・・・
子どもたちに読んだことがありました。
その時の子どもたちは、じっと静かに最後まで聞いてくれた記憶が
あります。
説明もコメントも何もいらない、静かな時間が流れました。
すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、
内容を簡単にまとめてみます。
かしこくて誰からも慕われていたアナグマは、
たいへん年をとっていて、死ぬのがそう遠くないことを知っていました。
しかし死ぬのを恐れてはいません。それは、体がなくなっても心は
残ることを知っていたからです。
ただあとに残る友だちのことだけはとても気がかりでした。
ある日、アナグマはモグラとカエルのかけっこを見に丘に行きましたが、
もうみんなと一緒に走るのは無理と思いました。
それでも友だちの楽しそうな様子に、自分も幸せな気持ちになります。
そしてある夜・・・・・
「 長いトンネルの 向こうに行くよ さようなら アナグマより 」
という手紙を残し旅立ちます。
森のみんなは、
アナグマをとても愛していたので、悲しまないものはいませんでした。
その夜雪が降り、冬が始まりました。
みんなどうしていいか途方にくれてしまいます。
春になって外に出られるようになると・・・
お互いにアナグマの思い出を語り合いました。
そして、モグラもカエルもキツネもウサギも、みんなアナグマが教えてくれたことや
してくれたことを思い出すようになりました。
アナグマは別れた後でも沢山の宝物を残してくれたのです。
そして雪が消えた頃には、
アナグマの残してくれたものの豊かさで、深い悲しみも消えていきました。
少し長くなりました。。
ご興味ある方は是非読んで見て下さい。
わたしが大切にしている絵本の一冊です。。。
どうか家族の皆様がいつか悲しみを乗り越え、
彼女の分まで生きて行って欲しいとお祈りしています。
長い文になりました。
最後まで読んで下さり有り難うございました。
ランキングに参加しています。
にほんブログ村
スポンサーサイト